社会学
正直、現行の日本における教育制度やその在り方については課題が山積みであり、今に始まった話ではないと思う。新しい風を呼び込むのがとことん苦手なこの国において、「人を育てる」教育こそ改革するにあたり、最初に着手すべき分野だと思う。 センター試験…
バチバチの回である。何がバチバチかと言うと、おそらく「言葉」そのものに対する考え方や向き合い方の違いによるものだろう。今回はそんなバチバチな2冊の本を紹介し、感想を述べていきたい。 言葉は思考の上澄みにすぎない 「言葉にできるは武器になる」は…
本日ご紹介するのは偏っていた思考を真ん中あたりにより戻してくれた一冊である。自分の中で伝える行為が、「端的に!わかりやすく!を意識しよう」というビジネス本のフレーズや就活での受け答えによる影響を受けていたのかなあと思った。 (function(b,c,f,…
本著はたしかYouTubeで一度は目にしたことがあるであろう岡田斗司夫さんが「岡田斗司夫ゼミ」にて紹介しており、切り抜きの動画が回ってきた人も少なからずいるのではないだろうか。YouTubeのアルゴリズムが一体どうなっているのかわからないが、切り抜きの…
現役大学生大半の方々にはご共感いただけると思っているが、正直講義動画を倍速視聴することに一切の躊躇はない。むしろ速く見終えることができれば効率がいいし、もともとのスピードで視聴する必要があるか?といった感じの講義動画も多い。 しかし教授の目…
2022年読了本シリーズである。ジャンルが右往左往している点は自分でもなんとかならないかと思っているところだ。 突然だが皆さんはどこで本を購入しているのだろうか。最近はアマゾンで購入する人が増えていて、本屋がなくなってしまうのではと言われている…
本著を読んでいて率直に感じるのは、そもそもの趣旨としてファスト教養を否定していない点である。テーマのひとつとして「ファスト教養との向き合い方、今後の教養の在り方」があると思うが、一緒くたに排斥しない、いやできない点で文化は社会情勢に左右さ…
書店で本書を見かけたとき、一瞬ヒヤッとしたことを覚えている。それは多分、「ファスト教養」というワードに少なからず共感を覚え、後ろ指を指されるような感覚があったからかもしれない。 レジー著:ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち そもそもファス…