本好きのつぶやき

読書に勤しむ大学生の日常

コンセプト「旅」のGW

人間は「人」「旅」「本」から学ぶ。という格言をどこかで目にしたことがあり、確かにその通りだなあと思っている。自分はこの三要素の中で「本」の占める割合が多くなりがちだ。(多分6割くらい本)
理由は明白で好きだからであり、逆にお金がかかりアクティブに移動するのが苦手なため、「旅」はおろそかにしがちだ。そう思い、GW中はほぼ全日旅をすることに決め、つい今しがた自宅へと生還したのである。

 

全身筋肉痛

 

全然ブログ更新できなかった

直近のお話だが、就職活動が終わり暇な時間が増えた。大体は本を読んで過ごしていることが多く、友人と飲み会や旅行に行く機会が作れていなかった。そんな懸念もあり、GW前は地元の友人とお酒を飲んでおしゃべりをしたり、カラオケに突っ込んだりしていた。(なお下戸である)

その流れでコンセプト「旅」のGWに突入したため、全くと言っていいほどブログの更新がなかった。それもそのはず読書を軸に定めてつぶやいてるブログのため、読書がない時間で何を発信すればよいかわからなかった、という言い訳である。ブログを継続的に更新するブロガーの人々の能力は計り知れないと悟った。これからもぼちぼち更新してペースを取り戻していこうと思う。

 

旅について

GW中は温泉や関東の有名な観光スポットに足を運んだ。とにかくめちゃくちゃ混んでいて、人だかりに酔ってしまうほどだった。WHOがコロナウイルス終息宣言を発したように、コロナに対する危機感から解放され、以前のような観光を取り戻したようなGWだったと思う。私が行った温泉では、その地区の商店街や観光名所に連なる飲食店などが軒並み潰れてしまっていて、観光地復活まではまだ時間がかかりそうではあるが、インバウンド産業がこれから勃興していく波に乗って、活気ある温泉街を取り戻して欲しい。

 

旅の良いところは実体験できることだ。自分の目で見て観察し、耳や肌で感じ取る。そんな感じで自分事の体験ができる。自分事化した体験というのはより強く記憶に残るし、何より達成感がある。これは読書や人の話を聞いているだけではなし得ない体験であり、「学ぶ」という行為において最も積極性・主体性がある手段であると思う。ネックはお金がかかるということ。
しかしながら旅は若いうちにした方がいいと言うように、お金がなくとも体力がある今でこそすべきだと改めて感じた。ライフスタイルにおいても学びの適正な手段は変化していくものだろうし、身体を酷使できるうちに酷使するのもまた体験だ。

 

そんなこんなで旅の魅力は、文字情報以外の膨大な情報を受け取ることができる、つまりは全身で体感できることにある。それもまた自分という主体を強く意識しながらインプットができるので、記憶にも残りやすい。旅人に不思議な魅力を感じるのは、何か言語化できないような情報を持ち得ているからであり、その人にのみある感性が磨かれてるからのような気がする。あまり得意ではないが残りの大学生活中、楽しい「旅」を欠かさずに過ごしていきたい。