本好きのつぶやき

読書に勤しむ大学生の日常

趣味を作るのにも努力は必要

趣味は人によってまちまちで、たまに目を引くような面白いことをやっている人もいる。そんな趣味だが、皆さんはどうやって作っているのだろうか。
なかなか趣味が作れず、YouTubeTikTokを家で見てばかりだなんて相談を受けることもあるが、言ってしまえばそれらも趣味?なのではないか。と思ったが、いわゆる現代のYouTubeSNSなどは手軽に時間を潰せるが故に、趣味と呼ぶにはあまりに受動的だと感じる。趣味はなんだかんだ自分の興味関心の中から選び取っていく一種の主体性があって成り立つものだが、現代の暇つぶしツールはあまりに優秀すぎるのだ。

 

Tiktok, チクタク, アプリ, 社会的なメディア, 通信網

 

これはあくまで偏見だが、大衆的なものが好き:いわゆるミーハーは、その個性や価値観もそこに沿ったものになりがちな気がする。もちろん悪いことではないが他人と少し違った視点や価値観を持つことを面白いと仮定するならば、そういったミーハー気流に流されないようにすることも必要だろう。

「ぼっちざろっく」というバンドものアニメが昨年もの凄く流行していて、その影響によりギターを始めた人が多いようだ。私も観たのだがエレキギターを弾いてみたいという欲求に駆られた。しかし実のところ、このアニメを観てギターを始めた人の9割が挫折したのではないかと言われてる。(統計はないが多分合ってる)
ギターは始めてすぐにバンドマンのように弾けるようになるものではなく、上手くなっていく課程や小さな達成感みたいなのを積み重ねて楽しくなっていくものだ。

 

面白さを感じられないかもしれない期間を覚悟しておくことは、趣味を続ける上で必要だし大きな期待を抱きすぎないことも大切。ある一定期間続ければブレイクスルーが起きたように上手くなったり、楽しさを感じられるようになることは往々にしてある。

 

asu-yoku-laboratory.com

 

趣味を作るのが上手い人の特徴は、始めてやることやまだまだ未知の事柄に対しての小さな発見や好奇心を絶やさない姿勢があることだと思う。あまりに期待を寄せたり、想像以上のものを求めると実際のギャップが継続を阻害してしまう。

 

また自称無趣味で困っている人も見かけるが、本当にひまで仕方のない人と仕事や学業に打ち込んでいるが故に趣味がない人の2パターンがある。後者の場合は無理に趣味を作る必要はなく、むしろやりたいことや頑張れることに専念した方がよい。趣味の善し悪しは比較するものではなく、楽しむことに本質を置くべきだからだ。
今日はつぶやきなのでこの辺りで。

 

odasakukun.hatenablog.com