ChatGPTがもたらす未来
こんにちは。
最近は春休みなので積読していた本が消化できて嬉しい限りです。しかしすっかり理解した気でいた内容でも、前後背景が抜けてしまうと何を言ってるのかわからなくなったり、得た知識も抜け落ちてしまうことが多くてAIはうらやましいなあと思ったり。
本日はそんなAIで話題になっているChatGPTについてです。
AIとの分業が成立?
今回発表されたChatGPTが優れているのはその言語処理・アウトプット能力を備えているという点である。
複雑で抽象的な質問にも的確なアンサーを回答してくれるAIは以前存在しなかったが、この高度な言語処理能力を備えたAIの登場によって今後のビジネスの在り方が変わるのではないかとされている。
生産性の大幅向上
高度な文章生成系AIの登場は報告書や提案書の作成や情報収集など、情報に付加価値を置く産業分野や企業にとっては、AIの活用によって業務の効率化を図ることができる可能性がある。
文章コンテンツ作成の迅速化は、人間と機械のハイブリッドワークの未来を切り開く可能性があり、今後のビジネススタイルの変化に注目である。
新世代の検索エンジンの誕生
Microsoft社はOpenAIに100億ドルの投資を行い、今後はMicrosoft社の検索エンジン「Bing」にChatGPTを埋め込むことで新時代の検索エンジンを作ろうと検討しているとのことです。
検索エンジン大手のGoogle社が危機感を持つのも理解できますね。
もしそんな検索エンジンが誕生すれば、何か知りたい情報がある際にそこへリーチする速度は今よりもずっと速くなるでしょう。
課題を1つ挙げるとすれば、情報の正確性があるかどうかです。現時点で私たちは正しい情報をつかむために様々なウェブサイトや媒体を参照したり、出自が信憑性のある場所かなどを調べます。この分別をAIがどのように処理しているかは不明ですが、あくまでもAIがサポートという立場を取るのであれば心配のいらないことであるとも言えます。
むしろ学ぶべきことは増えるのでは?
AIが文書作成やコードを書いてくれるような未来が到来し、現代の知識労働と言われているものが取って代わられる事態が起きた場合、私たちはどうなるのでしょうか。
私が考えるにAIが今後発達していくのは間違いないですが、それ以上に人間が学びを続けていく必要が出てくるのではないかと思います。
AIを使いこなすにあたり、文書を作成するにもコードを書くにもまたはアイデアを創造するにあたっても、人間がAI以上のの思考力や知識を持たなければ、まずAIを最大限活用することは不可能です。
また、知識労働における単純な作業(AIが得意とする情報処理分野)以外で、人間が付加価値を作るとすれば、その人自身の魅力やAIが持ち得ない人間らしさを発揮できる人材が今後活躍していくのではないでしょうか。
そのためにも頑張って積読解消ですね笑