本好きのつぶやき

読書に勤しむ大学生の日常

思考力と記憶力について

2ちゃんねるのあるスレを見て思ったことをつらつらと。
内容は「記憶力が低いと思考力が高いのではないか?」というもの。ぱっと見確かにそうかもしれないと思った。何か課題を解決しなければいけない状況で、自身の記憶力が低いのであれば、最低限の知識の中から解決策を導き出す必要がある。そんな状況を何度も繰り返していれば自然と思考力が身につくであろうとのことだ。

 

この思考力はいわゆる論理的思考力のことを指していて、状況を上手く整理し課題を明確にすることで、自分の持ち得ない知識へとたどり着いたりや解決策を導くことができるのではないか。
私の友人に論理的なやつがいるのだが、まさしく少ない知識からズバッと解決策や本質を見抜く感じである。じゃあこの人たちは記憶力が低いのか?
妥当な答えとしては記憶力が低い人もいるし、記憶力が高い人もいるのだろう。記憶力が高ければ論理的思考をする上でのサポートになり得るし、考える手助けになることは間違いない。そもそも考えるってこと事態があいまいだから、それが記憶によるものなのかはたまた思考の産物なのかはわからない。

 

私は思考力が低い人間だと思っている。例の友人と話していても、順序立てて理路整然と進む話題の中で、「今は何の話?」となることもある。
そんな会話をしていると思うのが、やはり思考力の土台としてある程度の記憶力は必要不可欠なのではないか。だって前の話を前提に話すにはそのことを念頭に置く必要があるし、話に一貫性を持たせるには全体像を把握する必要もある。このような質の良い短期記憶があってこそ思考が充実し、比較検討したりできるのではないかと思う。

 

調べてたらこんな動画も出てきた。

www.youtube.com

 

やはり脳科学の分野は面白い。